トップ

/

お役立ちコラム

/

契約実務

/

リーガルリサーチとは?AIリサーチサービスの機能・活用の流れも解...

リーガルリサーチとは?AIリサーチサービスの機能・活用の流れも解説

    公開日:2025年12月25日

    /

    更新日:2026年02月06日

      昨今のビジネス環境の急速な変化に伴い、法務部門におけるリーガルリサーチの重要性は高まっています。適切なリーガルリサーチは、法的リスクを最小限に抑え、企業の安定した事業運営を実現するための不可欠な手段です。

      本記事では、リーガルリサーチの基本から、課題を解決するAIリーガルリサーチサービスの機能・活用方法を徹底解説します。リーガルリサーチを効率化したい法務担当者は、ぜひお読みください。

      1.リーガルリサーチとは

      リーガルリサーチとは、法的な問題や疑義について、法令・判例・先行事例などの関連情報を収集し、分析するという一連のプロセスを指します。

      リーガルリサーチは、法務担当者など法律の専門家が、特定の法的課題に対する解決策を導き出すために行う調査・分析活動です。

      単なる情報収集に留まらず、情報を法的な視点から論理的に解釈・評価する作業も含まれます。

      1-1.リーガルリサーチの目的・重要性

      リーガルリサーチの主な目的は、法的課題に対する最適な解決策を見つけ、法的根拠や論点を明確にすることです。また、新規事業や契約における潜在的な法的リスクを正確に分析することも該当します。

      リーガルリサーチの重要性は、上記の活動を通じて、法的リスクを最小限に抑え、組織全体の法令遵守(コンプライアンス)を実現することです。リーガルリサーチは、安定した事業運営の実現につながります。

      適切なリーガルリサーチは、法的トラブルを未然に回避する上で不可欠な手段といえるでしょう。

      2.リーガルリサーチの進め方

      リーガルリサーチの進め方が、わからない方もいるでしょう。本章では、リーガルリサーチの進め方を具体的に解説します。

      2-1.事実関係確認・課題分析

      まず、法的な課題や調査すべき内容を具体的に明確化することが重要です。漠然とした問題意識ではなく「何を、どこまで調べる必要があるか」をはっきりさせましょう。

      必要に応じて関係者や相談者から詳細なヒアリングを実施し、正確な事実関係を把握することが、後のリサーチの方向性を定めるための最初の一歩です。

      2-2.課題に関連した書籍・法令・判例等の調査

      事実関係の整理と課題分析が終わったら、リサーチの基盤としてリーガルフレームを設定しましょう。リーガルフレームとは、判断する際に適用する法令やガイドラインを明確にする枠組みを指します。

      リーガルフレームに基づき、法令(法律・政令・省令など)や判例、行政のガイドラインなどで調査します。判断に必要な情報を体系的に調査・整理しましょう。

      判例検索の手順は、以下の記事で紹介しています。

      関連記事:判例の調べ方とは?無料・有料で使える検索サイトや出てこない理由も紹介

      2-3.意思決定や相談者への回答

      整理した情報を基に、最も適切な法的判断や解決策を導き出し、意思決定に活用します。

      また、調査結果と導き出した結論を、相談者や関係者に共有しましょう。根拠とともに、わかりやすく伝えるのがポイントです。

      最後に、今後の行動についての回答やアドバイスを提供します。

      3.リーガルリサーチ業務における課題

      リーガルリサーチが円滑に進まないケースもあるでしょう。リーガルリサーチ業務には、いくつか課題があります。本章で詳しく見ていきましょう。

      3-1.情報収集にかかる時間

      リーガルリサーチの課題として、必要な情報に辿り着くまでの時間が膨大になる点が挙げられます。

      最新の法令改正や特定の争点に関する無数の判例の中から、課題に直結する正確な情報を見つけ出す作業は、労力がかかります。検索と精査のプロセスが非効率だと、業務全体の遅延につながるでしょう。

      3-2.情報の網羅性・正確性

      リサーチ結果には高い網羅性(もれがないこと)と正確性が求められる点も課題です。関連情報が多岐にわたるため、調査対象の見落としが発生するリスクは常に存在します。法的判断の誤りは企業の重大なリスクとなるでしょう。

      特に、関連性が低く見える過去の事例や最新のガイドラインを確実に担保することは難しいといえます。

      3-3.情報整理・共有の難しさ

      集めた情報がどれほど正確であっても、整理・共有が不十分であれば、意思決定に活用できません。

      多くの資料や専門用語を、非法務部門の関係者にも理解できるように要点をまとめ、かつ結論に至った根拠を明確に示しながら共有することは非常に困難です。

      また、後の議論や追跡可能な記録として残すための仕組みも課題です。

      4.AIリーガルリサーチサービスとは

      AIリーガルリサーチサービスとは、法務担当者などが行う法令や判例などの調査を人工知能(AI)技術を用いて支援するツール群を指します。

      大量の法務データから関連性の高い情報を瞬時に探し出したり、類似の事案を迅速に提示したりすることができます。情報収集にかかる時間を大幅に短縮し、調査の網羅性や正確性を向上させることが主な目的です。

      AIリーガルリサーチサービスを利用することで、法務担当者はより高度な分析や判断に集中できるでしょう。

      4-1.AIリーガルリサーチサービスを活用するメリット

      AIリーガルリサーチサービスを活用することで、法務業務に大きなメリットがもたらされます。

      まず、情報収集業務の高速化が実現するでしょう。AIが大量の法令や判例の中から、必要な情報を瞬時に抽出し、検索にかかる工数を大幅に削減することが可能です。

      次に、網羅性と正確性の向上です。人間では見落としがちな関連情報や、類似する過去の事例をAIが幅広く提示するため、リサーチ品質の維持と向上に貢献します。網羅性と正確性の向上により、法的リスクを最小限に抑えることにつながるでしょう。

      さらに、集めた情報の整理・共有、およびノウハウの蓄積も効率化できます。サービス内で情報を一元管理することで、チーム内の知見共有が容易になります。

      結果として、品質を維持しながら全体の工数が削減でき、生産性の向上が期待できるでしょう。

      4-2.AIリーガルリサーチサービスの一般的な機能

      AIリーガルリサーチサービスには、法務業務を効率化するために複数の重要な機能が搭載されています。

      1つ目はAI検索です。AI検索は、従来のキーワード検索だけでなく、AIが関連性の高い法令や判例を大量のデータから瞬時に探し出し、提示する機能です。

      自然言語での質問や検討したい事案の状況を入力するだけで検索できます。AI検索により、情報への到達速度が格段に向上するでしょう。

      2つ目はAI要約です。長文の判例や契約書、法律記事などの重要なポイントをAIが自動で抽出し、簡潔にまとめる機能があります。AI要約により、情報理解のスピードが上がり、情報精査の工数を大幅に削減できます。

      3つ目はナレッジ共有機能です。リサーチした情報や分析結果、過去の業務で作成した資料などを一元的に管理し、チーム内で容易に共有・蓄積できます。

      ナレッジ共有機能により、法務部門全体の知識基盤を強化し、調査の重複を防ぐことができるでしょう。

      Legalscapeが提供するAIリーガルリサーチサービスの活用シーンや機能については、以下のページよりダウンロードできます。

      もう迷わない、AIリーガルリサーチ術  |お役立ち資料|Legalscape - AIリーガルリサーチ・判例検索

      4-3.AIリーガルリサーチサービス活用の流れ

      AIリーガルリサーチサービス活用の流れは、以下のとおりです。

      1. 課題の特定と検索入力

      2. AIによる関連情報の一覧提示

      3. 提示された情報の絞り込みと分析

      4. 結果の活用とナレッジ化

      まず、調査対象とする法的な論点や疑問を明確にし、知りたい情報を的確に入力します。AIリーガルリサーチサービスを提供するLegalscapeでは、Googleで検索するのと同じような感覚で検索が可能です。

      入力された質問やキーワードに基づき、AIが法令・判例・専門文献といった多様なデータベースから関連性の高い情報を瞬時に探索し、結果を一覧で提示します。

      AIが提示した膨大な情報の中から、事案との類似性や法的根拠の強さを考慮しながら、必要な情報を精査・絞り込みましょう。

      最後に、得られた結果をクライアントへのアドバイスなどに活かし、サーチ結果やプロセスを組織のナレッジとしてシステム内に蓄積しましょう。

      5.リーガルリサーチ業務の効率化なら「Legalscape」にお任せください

      リーガルリサーチは、法的リスクを最小限に抑え、企業のコンプライアンスと安定した事業運営を支えるための不可欠なプロセスです。ただし、情報収集にかかる時間の長さや網羅性の担保の難しさ、情報整理・共有の非効率性などの課題を抱えています。

      上記の課題を解決するのが、AIリーガルリサーチサービス「Legalscape」の活用です。

      Legalscapeは、業界最大規模のコンテンツを網羅しています。法情報に特化したAIにより、必要な法令・判例・書籍情報に瞬時にアクセスでき、要約を提供します。

      さらに、過去のリサーチ結果を整理して社内共有できるため、部門全体のノウハウ蓄積と効率化が実現できるでしょう。参照文献の印刷やコピー&ペーストも可能で、実務に即しています。

      ぜひ、Legalscapeの導入をご検討ください。

      本記事の記述は一時的情報であり、特定の事案への法的助言を行うものではありません。

      監修者

      吉田 修平

      株式会社Legalscape コーポレート本部法務 Legal Counsel / 弁護士

      2017年に弁護士登録後、インハウスローヤーに転身。金融機関で銀行法務・新規事業開発に携わり、WeWork Japan にてビジネス法務・コンプライアンス体制構築を主導。2024年3月Legalscapeに入社。法務コンプライアンスの知見をプロダクト開発に活かし、リーガルイノベーションの最前線を支える。

      この記事をシェア

      まずはお試しください!

      業務効率化への第一歩、
      体験してみませんか?

      今すぐ無料で使う

      お問い合わせはこちら

      プロダクトの資料や機能のご質問など
      ぜひお気軽にお問い合わせください

      資料請求・お問い合わせ