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積水ハウス株式会社

積水ハウス株式会社

積水ハウスが実現した、ハイブリッドワーク時代の法務リサーチ最適解

    法務部 法務部長 松岡 聡様
    法務部グループリーダー 弁護士 小林 詩枝様
    法務部 弁護士 福井 慎様
    法務部 弁護士 森下 亜優様
    法務部 岡村 元毅様

    「『わが家』を世界一幸せな場所にする」というビジョンを掲げ、日本の住宅業界をリードする積水ハウス株式会社。同社の法務部では、リモートワークなどの新しい働き方が浸透するなかで、従来の紙ベースの書籍を中心としたアナログなリサーチ体制が大きな課題となっていました。

    Legalscape(リーガルスケープ)導入によってどのように業務が変革されたのか、その具体的な効果や今後の展望について詳しくお話を伺いました。

    積水ハウス株式会社

    業種

    建設・不動産

    法務人数

    11~20人

    従業員数

    5001人以上

    この記事のポイント

    紙中心のリサーチから脱却し、リモートでも活躍できる法務環境を整備

    場所を問わないリサーチで回答が迅速化

    質の高い専門書とAI活用で、チーム全体の法務力向上と人材育成を促進

    「人間愛」を掲げる企業で、法務部が果たすべき役割とは

    ――まず、積水ハウス様の事業と、その中で法務部がどのような役割を目指しているのかについてお聞かせください。

    松岡様: 積水ハウスは技術力、施工力、そして顧客基盤が強みの会社です。創業以来の理念として「人間愛」を掲げており、人を大切にしながら事業を行っています。戸建てやマンションといった住宅事業が中心ですが、近年は国内外においてM&Aなどを加速させ、事業領域を拡大しています。

    我々のビジネスは「建てて終わり」ではなく、オーナー様や入居者様のサポートまでグループ一体で行っており、法務が関わる領域も多岐にわたります。創業60年以上の歴史ある企業ですが、AI導入や社内でのアイデア公募など、常に変革を続けています。

    こうした中で法務部としては、事業に貢献するため、いかに効率よく、かつ質の高いサポートを提供できるかが重要だと考えています。


    リモートワークで露呈した「紙の限界」。知はそこにあるのに、届かないジレンマ

    ――Legalscape導入以前に、法務部の皆様がどのような課題を抱えていらっしゃったのかお聞かせください。

    松岡様: かつての法務部では、法律関係の専門書を本棚にずらりと並べているのが当たり前でした。しかし、リモートワーク等が浸透するにつれて、その文化自体が働き方に合わなくなってきていました。

    法務の仕事は、時間をかければかけるほど良いアウトプットを出せる側面がありますが、だからこそ、いかに効率よく情報を集めるかが重要になります。その点、紙の書籍では、どこに何が書いてあるかを個人の記憶に頼らざるを得ず、探すだけで時間がかかっていました。

    人材育成の面でも紙の書籍を原因とした課題を感じていました。紙の書籍に慣れているベテランや弁護士資格などの有資格者は、調べることが好きで、むしろ調べないと不安に感じるくらいです。一方で、若手は調べることに慣れておらず、面倒だと感じてしまう。彼らに「まずは自分で調べてみよう」と促したくても、そのためのハードルが高い状態でしたね。

    ――様々なリーガルテックがある中で、最終的にLegalscapeを選ばれた決め手は何だったのでしょうか?

    岡村様: 他のサービスとも比較検討しましたが、決定的な違いはコンテンツの質と網羅性です。他社が雑誌系の記事や初学者向けのノウハウ本を中心としていたのに対し、Legalscapeは我々が実務で本当に頼りにしているコンメンタールや基本書が充実していました。これは、部員の教育や法務力そのものを本質的に高める上で不可欠だと感じました。

    デモで「法律業界のGoogleのようなものです」と伺ったのですが、書籍も法令も判例もワンストップで、という世界観に非常に共感しました。UIがシンプルで使いやすかったこと、そして生成AIによるリサーチ機能にも大きな期待を寄せました。


    「場所」からの解放。“即時回答”を可能にした、リサーチ体験の変化

    ――導入後、皆様の日常業務にはどのような変化がありましたか?

    小林様: 最も変わったのは、場所を問わずにリサーチができるようになったことです。「事業所にとって役に立つ法務部でありたい」という思いから、私たちは他部署との連携などで積極的に現地へ足を運んでいます。

    以前は、現地で事業所の担当者から相談を受けても、複雑な案件にあっては、その場で根拠となる書籍資料等を確認できず「早く解決してあげたいのに、時間がかかる」というもどかしさがありました。正確な回答をするためには、一度会社に戻るか、弁護士会館の図書館へ行くしかなかったのです。

    今は、その場でLegalscapeを開き、すぐに書籍や判例等に立ち返って検討し、事業所の担当者に的確な見解を伝えられます。相談に対して迅速かつ質の高いサポートを提供できるようになったのは、本当に大きな効果だと感じています。

    ――導入の決め手にもなったという生成AI機能についてはいかがでしょうか。

    岡村様: 正直に言うと、リリース当初は「少し的外れかな?」と感じることもあり、部内でも利用が遠のいてしまった時期がありました。しかし、その後のアップデートで精度が目に見えて向上したため、部内で操作方法・利活用方法の勉強会を開くなど、継続的に利用促進の取り組みを行っており、その結果利用者が格段に増えました。今では調査の「とっかかり」として、チームに欠かせない機能になっています。

    森下様: AIの回答が、どの文献のどの部分を根拠にしているのかを明示してくれるのが非常にありがたいです。引用元をすぐに確認できるので、安心して叩き台として使えます。

    福井様: 私は「〇〇法と△△法を比較して」といったように、法律の比較や要約をさせることが多いです。自分で一から行うと手間のかかる作業を、効率的に進められます。

    「もっと専門的に、もっと使いやすく」パートナーとして共に描く、次の一手

    ――最後に、今後のLegalscapeに期待することや、改善のご要望などがあればお聞かせください。

    小林様: 法学部出身ではないメンバーもいるので、書籍を選ぶ際に「初学者向け」「プロ向け」といったレベルや、「建設業マスト」のような業界による重み付けで本を絞り込めると、より親切だと感じます。

    森下様: 紙の本にマーカーを引くように、Legalscape上でもハイライトして保存できると嬉しいですね。また、新入社員が入ってきたときに「うちの部署ではこの本が定番だよ」と示せるような、社内のおすすめ書籍がわかると、育成がしやすくなります。そのほか、社内用のコメントを書き加えたりできる機能があると、コミュニケーションの活性化の面からもよい影響がありそうです。

    岡村様: 機能面では、CLMなど他のSaaSツールとの連携が深まると、さらに業務が効率化できると思います。コンテンツ面では、建設業や不動産業の業界団体が出しているガイドラインなどがもっと拡充されることにも期待しています。

    松岡様: 面白いと思うのは、例えば業界・業種や、法務部歴などの情報をもとにAIが回答のレベルを変えてくれるような、パーソナライズ機能ですね。今後の進化を楽しみにしています。

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