トップ

/

導入事例

/

農林中央金庫

農林中央金庫

リサーチにかける時間が体感で3分の1に。法務の経験が浅いメンバーの“守備範囲”も一気に広がった

    投資契約部 部長代理 弁護士 石川 皓一様
    投資契約部 伊藤 航平様
    投資契約部 野島 和磨様

    国内最大規模の機関投資家として、100兆円規模の資産をもとに様々な運用を行う農林中央金庫。

    その多岐にわたる投資案件を、法律面からサポートするのが投資契約部です。

    少数精鋭で幅広い領域をカバーすることが求められる同部で、リーガルリサーチ業務の効率化のために選ばれたのがLegalscape(リーガルスケープ)でした。

    導入によって業務にどのような変化があったのか。Legalscapeは金融分野を担うリーガルパーソンにとって、どのような価値を提供できているのか。詳しくお話を伺いました。

    農林中央金庫

    業種

    金融・保険

    法務人数

    11~20人

    従業員数

    1001~5000人

    この記事のポイント

    法律のバックグラウンドがなくても、質の高いリサーチを実現

    リサーチ業務が効率化し、在宅勤務にも柔軟に対応

    部門全体の“守備範囲”を拡張する、必要不可欠なツール

    少数精鋭のチームだからこそ、リサーチ業務の効率化が必須だった

    ——御庫における投資契約部の役割や特徴を教えてください。

    石川様:当金庫では「国際分散投資」というコンセプトのもと、総資産のうち数十兆円を投資に回し、そこから得た収益をJAグループの各団体に還元しています。そのなかで、投資に際して必要となる契約書のチェックや交渉の支援といったリーガルサポートを提供することが、私たち投資契約部の役割です。

    在籍しているメンバーは15人程度。当金庫全体の法務を担う「法務・コンプライアンス部」という部門が別に存在するものの、少数精鋭で業務にあたっていることが特徴のひとつだと思います。

    ——そうしたなかでスムーズに業務を進めていくために、リーガルリサーチにおいてはどのような課題があったのでしょうか?

    石川様:当金庫の投資領域は多岐にわたるため、必然的に私たちに求められる知識も広範囲に及びます。一方で、社内の書庫に常備しておける文献の数には限りがありますし、コロナ禍を経て在宅勤務の機会が増えたことで、物理的な書籍に頼ったリサーチには限界を感じていました。

    伊藤様:文献が手元にあったとしても、そのなかから必要な情報を見つけ出すまでに、時間がかかり過ぎてしまうことも少なくありませんでした。

    というのも、当部門には法律のバックグラウンドを持たないメンバーが少なくありません。私自身もそのひとりです。もちろん、銀行員として基礎的な法律の知識はあったものの、この部署に配属されるまでは、専門的な法律書にあたった経験はなかったため、どうしても効率的にリサーチを進めることができずにいました。

    野島様:私もやはり法律のバックグラウンドがなかったため、同じような課題を抱えていました。何か疑問にぶつかると、まずはウェブを検索してみることもあったのですが、法律の知識が不足していると、そこに書かれている内容の真偽もなかなか判断できません。だからこそ、信頼のおける文献にスムーズにアクセスできるツールはないかと感じていました。

    必要な情報に最短で到達できる、優れたUIが導入の決め手に

    ——そこからどのようにLegalscape(リーガルスケープ)の導入へと至ったのでしょうか?

    石川様:私はもともと法律事務所で働いていて、そこでLegalscapeのβ版を利用していたんです。当金庫でも導入すべきだと考えていたところ、コロナ禍による在宅勤務がはじまり、すぐにトライアルを申し込みました。

    その際にあらためて実感したのは、まずは収録されている書籍の幅広さです。UIの使いやすさにも魅力を感じました。特にいわゆる電子書籍サービスのようにページを「めくる」のではなく、Webサイトを閲覧する感覚で一気にページをスクロールしていける点が、個人的には使い勝手がいいと感じています。検索機能の精度も、当時からほかのツールより頭ひとつ抜けている印象でした。

    伊藤様:私も検索機能の使い勝手のよさに魅力を感じました。法務としての経験が浅い方は、みなさんそうだと思うのですが、ぶ厚い法律書を紐解くのは気が重いものです。けれど、Legalscapeを使えば、必要な情報にピンポイントでアクセスできる。キーワード検索をかけると、書籍内でキーワードがヒットしたセクションをハイライトしてくれるので、その書籍のどのあたりを読めばいいのかを感覚的に把握できるのも便利だと思いました。

    野島様:私がこの部署に異動してきたのは正式導入後だったのですが、不慣れなリーガルリサーチに取り組むにあたって、Legalscapeに助けられた部分は大きいと思います。先ほどもお伝えしたように、Legalscapeを使えば信頼性の高い情報に瞬時にアクセスできる。日々の業務を進めるにあたって、なくてはならないツールです。

    AI検索機能をはじめ、法務の現場を支える多彩な機能

    ——具体的に、どのようなシーンでLegalscapeを利用されていますか?

    伊藤様:投資商品や契約書のレビューにあたって、検討すべき論点が出てきた際に、まずはWatson & Holmes(ワトソン&ホームズ)のAI検索機能を使っています。Holmesの要約も参考にしますが、基本的にはWatsonが提示してくれる文献をもとに、検討を深めていくかたちです。

    野島様:私は不動産関連の案件を担当することが多いのですが、そのなかで漠然としたイシューにぶつかったとき、やはりまずはWatson & Holmesを利用します。当金庫のおかれた状況を明確に提示した上で、「この場合にどういった法的リスクが考えられる?」といった質問を投げかけることが多いですね。一方で、金融商品取引法に基づいた届出の要件など、「この書籍を読めば答えがわかる」といったものについては、キーワード検索を活用しています。

    石川様:私はグループ会社の法務も兼務しているので、そちらから上がってきた書類などをレビューする際に、Legalscapeを使用することが多いですね。会社法をはじめ、社内の書庫には手薄な分野の文献が数多く収録されているので、非常に助かっています。

    ——みなさまが特に利便性を感じている機能があれば教えてください。

    石川様:私はコピー&ペースト機能ですね。レビューした書類に論点の抜け漏れなどがあった場合は、検討してほしい書籍の該当箇所をメールなどにコピー&ペーストしてお戻ししています。これはやはり紙の書籍ではできないことです。同じような使い方で、印刷機能も活用しています。

    伊藤様:私も印刷機能ですね。フロント部門からの問い合わせに回答する際にも、その根拠となる文献をPDF化して添えるようになりました。また、その案件に関連するファイルをまとめた共有フォルダにPDFを格納しておけば、部内でのナレッジの蓄積にもつながります。

    野島様:私もおふたりとほとんど同じですね。特に、問い合わせ対応については、単に根拠となる条文を添付するだけではなく、それがほかの書籍ではどのように解釈されているのかまでを含めて提示することで、こちらとしても自信を持って回答できるようになりました。

    リサーチ時間の短縮はもちろん、アウトプットの質も圧倒的に向上

    ——Legalscapeの導入によって、リサーチ業務にはどのような変化がありましたか?

    石川様:あくまで体感ですが、リサーチ業務にかかる時間は、従来の1/3程度に短縮されたと思っています。特に、書庫や弁護士会図書館まで文献を探しに出向かなくてよくなったことが大きいですね。

    伊藤様:一番の変化は、在宅勤務時にも必要な文献にあたれるようになったことだと感じています。また、当金庫に在籍のまま子会社に出向して業務をすることも多いので、そういうときにもその場ですぐにリサーチ業務ができるようになったことも、大きなメリットです。

    野島様:私自身は導入前との比較は難しいのですが、強く感じているのはリサーチの「質」の変化です。同じ時間をかけるにしても、Legalscapeを使った方が、圧倒的にクオリティの高いアウトプットができる。そういう意味では、リサーチの効率自体は確実に向上しているはずです。

    石川様:おふたりを含めて、当部署のメンバーはみな優秀なので、法的なバックグラウンドの有無を問わず、以前からアウトプットの質は決して低くなかったと思っています。ただ、新たな領域を任されたときに、それでもアウトプットの質を維持しようとすると、どうしてもリサーチに時間がかかってしまっていました。

    そうしたボトルネックを解消してくれたのがLegalscapeです。たとえるならば、それぞれのメンバーの守備範囲が一気に広がったようなイメージでしょうか。

    法律という複雑な知識体系への、アクセシビリティを高めるツール

    ——今後、Legalscapeに期待することがあれば教えてください。

    野島様:グローバルな投資案件を担当することも多いので、海外の文献も積極的に収録してもらえたら、ありがたいですね。

    石川様:同感です。現在は、海外の判例などをリサーチする際には、現地の法律事務所に照会を依頼するのですが、これには莫大な費用がかかります。海外の判例に直接アクセスできなくても、文献を通じてその下調べだけでもできるようになれば、かなりのコスト削減が見込めるはずです。

    伊藤様:その上で、海外の文献を典拠にしながら、Watson & Holmesが日本語で回答を示してくれたら理想的だと思います。

    ——最後に、みなさまのような金融分野のリーガルパーソンにとって、Legalscapeはどのような存在なのか、あらためてお聞かせください。

    伊藤様:現時点で既に、金融分野に限らずあらゆる企業の法務部門に、ベースラインとして導入されるべきツールだと感じています。AI技術の進歩にともなって、Watson & Holmesをはじめとする各種の機能もさらに進化していくはずです。今後、ますます欠かせないツールとなっていくことは、間違いないでしょう。

    野島様:導入にあたっては、どの企業も費用対効果を意識されると思いますが、その点についてもLegalscapeは非常にリーズナブルです。どんな企業であっても、コスト以上のパフォーマンスが期待できるツールだと思います。

    石川様:そもそも法律というのは、それぞれの条文や判例が互いに絡み合いながら構築されたものです。そのつながりを紙の本だけで追いかけていくのは、ほとんど不可能だと言っていいでしょう。

    そういう意味でも、さまざまな文献をはじめ、判例やパブリックコメントなども網羅的に収録されている点が、Legalscapeの素晴らしさのひとつだと感じています。

    法律という知識体系に、いつでもどこでも気軽にアクセスできる。それを可能にしてくれるLegalscapeは、社会やビジネスが複雑さをましてゆく時代だからこそ、価値を発揮するツールだと感じています。

    この導入事例をシェア

    導入企業一覧

    まずはお試しください!

    業務効率化への第一歩、
    体験してみませんか?

    今すぐ無料で使う

    お問い合わせはこちら

    プロダクトの資料や機能のご質問など
    ぜひお気軽にお問い合わせください

    資料請求・お問い合わせ