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AZX総合法律事務所

AZX総合法律事務所

業務フローにLegalscapeを実装。ペーパーレスとリサーチ効率化で、スタートアップ支援を加速

    マネージングパートナー COO 菅原 稔先生
    パートナー 濱本 健一先生
    パートナー 貝原 怜太先生

    ベンチャー・スタートアップビジネスを中心に、あらゆる企業を支援するワンストップファームとして多角的な専門サービスを提供するAZX Professionals Group。

    Legalscape(リーガルスケープ)の導入後、いちはやくそれを所内の業務フローに組み込み、紙文化からの脱却とリサーチ効率化を同時に実現しました。

    今回は、その具体的な導入プロセスと効果、そして今後の展望について伺いました。

    AZX総合法律事務所

    業種

    法律事務所

    法務人数

    51~100人

    従業員数

    101~300人

    この記事のポイント

    多彩な機能があるからこそ、業務フローへの組み込みもスムーズに

    ペーパーレス化によって、印刷費削減と業務のオンライン化を実現

    AI検索の活用によって、若手を中心にリサーチの質と精度が大きく向上

    ペーパーレス化とリサーチの効率化が、大きな課題だった

    ——貴所の得意とする領域や、特色について教えてください。

    菅原先生:私たちは2001年の設立当初から、ベンチャー・スタートアップ企業やそれを支援するベンチャーキャピタル、証券会社などを主なクライアントとして事業を展開してきました。グループ内には法律事務所だけでなく、税務会計事務所、社労士事務所、特許事務所もあり、スタートアップビジネスを中心に、幅広い領域のサービスをワンストップで提供できることも大きな特徴です。

    濱本先生:スタートアップは中小企業とは異なり、ベンチャーキャピタルなど外部の株主から資金調達を行い成長を目指すケースがほとんどです。その過程では、優先株式の発行や従業員向けストックオプション制度の導入など、特有の法的課題が発生することも少なくありません。私たちは、こうしたスタートアップならではの相談に対して、専門的な知見を活かしたサポートを提供しています。

    貝原先生:そうした成長のプロセスに伴走することで、事業だけではなく起業家のみなさんの成長に立ち会えることは、この仕事の大きな醍醐味です。たとえば、大学を卒業したばかりの20代の起業家が、一流の起業家・ビジネスパーソンとして成長していく。その歩みを間近で見られることに、私自身もいつも刺激をもらっています。

    ——そうしたなかで、Legalscapeを導入する以前は、どのような課題を抱えていたのでしょうか?

    菅原先生:まずは「紙文化からの脱却」が、大きな課題のひとつでした。当所では主に、パートナーとアソシエイトが二人一組で案件を進めていきます。アソシエイトが作成した契約書などをパートナーがレビューする際には、ドラフトとあわせて参考文献をすべてプリントアウトして提出する、という業務フローが定着していました。

    紙でのやりとりには「指導のしやすさ」といったメリットもありましたが、一方で「全員が必ず出社しなければならない」という制約が生じてしまいます。そのため、コロナ禍のような非常事態や、パートナーが海外出張で長期間日本を離れる場面では、どうしても業務が滞ってしまう。今後の事業展開を見据えると、オンライン環境でも柔軟に業務を進められる仕組みを整えることが不可欠だと感じていました。

    濱本先生:「アソシエイトによるリサーチの効率化」も大きな課題でした。特にコロナ禍以降に入所する若手の多くは、紙の文献よりも電子書籍でのリサーチに圧倒的に慣れています。ロースクールの学生にしても、今や電子書籍を使って勉強するのが当たり前の時代です。そんな彼らにとって紙の文献でのリサーチは大きな負担となりますし、作業にもどうしても時間がかかってしまいます。こうした変化に対応するため、当所としても新たなリサーチツールを模索していました。

    ——さまざまなツールのなかから、Legalscapeを選んだ理由を教えてください。

    貝原先生:ツールの選定にあたっては、濱本や私が中心となり、複数のサービスを比較検討していきました。最終的にLegalscapeを選んだのは、AI検索をはじめとする機能面の充実ぶりと、UIの使いやすさを高く評価したからです。また『商事法務』の出版物をはじめとした会社法関連の書籍が幅広く収録されていた点も魅力的でした。

    Legalscapeを既存の業務フローに組み込むために必要なこと

    ——Legalscapeを正式導入されるにあたって、意識したことや工夫したことはありますか?

    菅原先生:先ほどふれたLegalscapeによる資料共有を、事務所全体として業務フローに組み込むことを念頭に、トライアルの段階から丁寧に議論を重ねていきました。特に気を配ったのが、「紙でできていたことを、いかにペーパーレス環境でも実現するか」ということです。

    貝原先生:たとえば、紙の文献ならば付箋を貼ることで該当箇所を直感的に示せますが、単なる電子書籍サービスではそれが難しい。けれどLegalscapeならば、該当ページへのリンクをURLで簡単に共有できます。より具体的な運用としては、アソシエイトが作成するWordファイルのコメント欄に該当するURLや書誌情報を添付することをルール化しました。

    菅原先生:こうすることで、パートナーは本文を読み進めながら、気になる箇所はすぐに根拠となる文献を参照できるようになります。これが非常に好評でした。あらためて整理すると、Legalscapeの機能をしっかりと理解したうえで、業務フローに即した運用ルールを細かく定めたことが、誰もが納得できるかたちでのスムーズな導入につながったと感じています。

    貝原先生:Legalscapeの使い方を理解するという意味では、導入当初にオンラインミーティングで使用方法を丁寧にレクチャーしていただけたことも、ありがたかったですね。もし可能であれば新入社員の入社時期には毎年レクチャーをお願いできればと思っています。

    ——弁護士の先生だけでなく、社労士の先生方もLegalscapeを利用されていると伺っています。

    濱本先生:そうですね。AZXグループの社労士にもトライアルでご利用いただいたところ「ぜひ業務でも使ってみたい!」という強い要望がありました。現在では、社労士とそれをサポートする事務員のほぼ全員がアカウントを所有していて、労務問題などについて調査・検討する際に、弁護士と同様にLegalscapeを活用しています。今後は、税理士や弁理士など他の専門家への展開もあり得るかもしれません。

    AI検索の精度の高さも、コンテンツの充実度も圧倒的

    ——AI検索「Watson & Holmes(ワトソン&ホームズ)」についてはいかがですか?

    菅原先生:AI検索は、経験の浅い弁護士にとっては特に魅力的な機能だと思います。自分の詳しくない分野についても、おおまかなリサーチの方向性をすぐに掴むことができる。実際に、Legalscapeの導入以降、アソシエイトによるリサーチのスピードが明確に向上していると感じています。

    貝原先生:個人的にはHolmesによる回答の精度も、非常に高く評価しています。お客様からよく質問のある会社法関連の単純な手続きであれば、少し手を加えれば十分に活用できるレベルの回答を、即座に提示してくれる印象です。またAIによる回答をさらに深掘りするための質問をサジェストしてくれる「更問機能」も便利で、特に自分が詳しくない分野のリサーチをする際には、大いに助けられています。

    濱本先生:網羅的に文献にあたって、精度の高い回答を提示してくれますよね。もちろん、質問によっては期待していたような回答が得られないこともあるのですが、その多くは「そもそも既存の文献には答えが存在しない」というケースです。検討をはじめる前提として、既存の文献に記載のあるケースかを確認できること自体に、大きな意味があると思っています。

    ——そのほかに頻繁に使う機能やコンテンツはありますか?

    貝原先生:あらかじめ目を通したい文献が決まっている場合には、該当キーワードをすぐに示してくれる書籍内検索機能が非常に便利です。細かい点ですが、文献の各章ごとに検索キーワードのヒット数を目次横に表示してくれる機能も気に入っています。特にニッチな分野を調べる際には、どこを重点的に読めばよいのか直感的に当たりをつけられるようになりました。

    菅原先生:コンテンツ面では、書籍だけでなく各種ガイドラインが収録されていることも大きな魅力です。スタートアップを主な支援対象としている私たちは、信頼できる文献がまだ存在しないテーマに直面することが少なくありません。そうした場合でも、Legalscapeならガイドラインまでを網羅的にリサーチしながら、まず「最新の基準がここにある」と確認したうえで解釈を進めることができます。

    導入によって印刷費が25%削減。業務のオンライン化も一気に進んだ

    ——Legalscapeの導入によって、具体的にはどのような効果が得られましたか?

    貝原先生:まずは主な目的であったペーパーレス化については、所内全体の印刷費を約25%削減することができました。リサーチ効率についても、先ほど菅原がふれたとおり、若手を中心にスピードだけでなく「質」と「精度」が向上しています。

    菅原先生:それが結果的に、アソシエイトの稼働時間の削減にもつながっています。もちろん、さまざまな施策の積み重ねによる部分もありますが、Legalscapeが大きく寄与しているのは間違いありません。さらに、AI検索によって若手のリサーチの質が高まったことで、パートナー側の負担も確実に軽減されています。

    濱本先生:社労士との連携もスムーズになりました。社労士から弁護士へ情報を提供する際にも、Legalscapeがあれば瞬時に情報を共有できます。その点でも、ペーパーレス化によって印刷や資料配布の手間が減ったことは、大きなメリットだと感じています。

    菅原先生:そして、やはり最も大きな効果は「オンライン環境で柔軟に業務ができる体制」が整ったことです。育休・産休中のリモートワークなど、多様な働き方のニーズにも応えられる環境が構築されつつあると感じています。

    より多くのスタートアップを支援していくために

    ——今後、さらにLegalscapeに期待することはありますか?

    濱本先生:まずはコンテンツ面のさらなる充実ですね。現時点でも非常に高い網羅性がありますが、収録される書籍は多ければ多いほどありがたい。最新の書籍がすぐにLegalscapeで読めるようになれば理想的です。そうなれば、将来的には紙の書籍の管理スペースも削減できるのではないかと考えています。

    菅原先生:AI検索についても満足度は高いのですが、欲を言えば、経験豊富なパートナーにとっても「新しい発見」につながるような文献や解釈を提示してくれるようになれば、嬉しいですね。ただ一方で、それはアソシエイトにとってはノイズになってしまう可能性もある。ですから、ChatGPTのように利用者のレベルや好みに応じてモードを切り替えられるようになれば、面白いのではないでしょうか。

    貝原先生:同感です。いわゆるディープリサーチのように、多少時間がかかっても構わないので、定番の書籍にとどまらず、ニッチな文献や少数説まで幅広く拾い上げてくれる機能が追加されれば、さらに魅力的なリサーチツールになると思います。

    ——これからLegalscapeを活用し、どのようなリーガルサービスを提供していきたいとお考えですか?

    菅原先生:Legalscapeに限らず、どんな優れたリーガルテックを導入しても、私たちのサービスの本質は大きく変わることはありません。ただ、テクノロジーを活用することで、これまで提供してきたサービスを、より多くのお客様に、より迅速に届けることが可能になります。

    実際に、スタートアップ業界は今も拡大を続けており、私たちを必要としてくれるお客様もまだまだたくさんいます。その期待に応えるには、人材確保と並行して、業務体制を絶えず改善していくことが不可欠です。Legalscapeの導入と実装は、そのための大きな一歩になると考えています。

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