
法務部 副部長 深田 亮一様
法務部総務課 渡久地 裕樹様
法務部法務第二課 青山 亜里紗様
法務部法務第四課 住谷 直毅様
法務部企画・開発課 神子 日路奈様
日本を代表する総合商社のひとつである丸紅株式会社。
幅広い領域でグローバルに事業を展開する同社では、法務業務の効率化のためにリーガルテックの導入を進めています。
そのなかでLegalscape(リーガルスケープ)がどのように活用されているのか。お話を伺いました。
丸紅株式会社
業種
商社
法務人数
51~100人
従業員数
1001~5000人
この記事のポイント
事業領域が広いからこそ、横断的なリーガルリサーチを効率化したかった
導入によって、一人当たり平均で月に3~4時間の業務削減効果
まるでGoogleのように、当たり前に使うリサーチツールに
——はじめに御社の法務部の特色や、注力している取り組みについて教えてください。
深田様:弊社は総合商社として非常に多岐に渡るビジネスをグローバルに展開しています。食料品や衣料品を扱ったと思えば、インフラの整備やエネルギー事業にまで携わる。そういう幅広い領域で仕事をできることが、商社の強みでもあり、面白さでもあります。
そのなかで、会社としてリスクをきちんとマネジメントし、さまざまな法令を遵守しながら円滑に事業を推進していくことが、私たち法務部の役割です。50人程度の限られたメンバーでそうした幅広い領域をカバーしていくために、業務の効率化にも注力してきました。その一貫として企画・開発課という専任チームを中心に、ペーパーレス化やリーガルテックの導入を進めています。
——リーガルテックのなかでも、Legalscape(リーガルスケープ)の導入を検討するようになったきっかけを教えてください。
深田様:まず大きかったのはコロナ禍による働き方の変化ですね。オフィスをリニューアルし、フリーアドレス化も実現したことで、資料の保管スペースの削減を迫られていました。
一方で、最初にお話ししたように弊社の事業は多岐に渡るので、幅広い文献をあたっての横断的なリーガルリサーチは欠かせません。つまり、ペーパーレス化とリサーチ効率化の両立が課題となっていたのです。
そこで企画・開発課が中心となってさまざまなリーガルテックを比較検討し、まずはトライアルでのメンバーの評価も加味した上で、最終的にLegalscapeの導入へと至りました。

――トライアルでLegalscapeにはじめて触れてみて、いかがでしたか? みなさまの感想を教えてください。
青山様:これまで使っていたリサーチツールと比べて、機能面が充実していることが印象的でした。具体的には、ハイライト機能やプレビュー機能ですね。そういった細かい仕様が洗練されていて、とにかく使い勝手がいいツールだなというのがファーストインプレッションです。
渡久地様:私はコンテンツの質の高さに魅力を感じました。総会対応には欠かせない『株主総会ハンドブック』をはじめ、法務業務を遂行するうえでマストとなる書籍が揃っている。また、そうした文献の必要箇所をコピーペーストしたり、URLリンクにしたりすることで、メンバー間で簡単に共有できることも、業務の効率化に役立つだろうと直感しました。

住谷様:実は私は仕事に使う書籍を電子版で読むことに、すこし抵抗がありました。というのも従来のリサーチツールだと、ページめくりの際にちょっとしたラグがあったりして、快適に資料を閲覧することができなかったからです。けれどLegalscapeは挙動がサクサクしていて、紙の本とほとんど同じ感覚で、どんどん資料を読み込んでいけます。
深田様:みなさんが仰ってくれたようなポイントに加えて、私自身が強く関心を惹かれたのはWatson & Holmes(ワトソン&ホームズ)です。生成AIをいかに業務に活用するかは、以前から考えていた大きなテーマでした。実際にWatson & Holmesに触れてみると、こちらの意図を汲み取って関連性の高い文献を適切に提示してくれることに驚きましたね。要約回答の精度もかなり高い印象でしたし、根拠となる文献もきちんと示してくれるので、信頼性も担保できる。現時点では、実務レベルで利用できるほとんど唯一無二のAIツールだと思います。
神子様:こうしたトライアルでの評価も踏まえて、今年の1月から正式にLegalscapeの採用が決定しました。現在は、部員の約半数がアカウントを所持しています。導入にあたってのサポートもきめ細やかで、スムーズに利用を開始することができました。

——頻繁に利用する機能やコンテンツがあれば、ぜひ教えてください。
青山様:印刷機能を利用して、文献の一部などをPDFに保存することが多いですね。バインダー機能があることはもちろん知っているのですが、個人的に必要な資料はローカルファイルに保存しておきたくて。コンテンツでいうと、現在は電力関連のM&A案件に携わることが多いので『M&A法大全』を頻繁に閲覧しています。より正確には、まずはLegalscapeで必要なページを特定し、それから実際に紙の書籍をじっくり読む、といった使い方ですね。

渡久地様:私はやはり共有機能と印刷機能ですね。担当メンバーレベルではURLリンクで情報を共有し、上司の承認が必要な書類には、Legalscapeで根拠となる文献を印刷し、それを添付するといった使い分けをしています。あとは関連性の高い資料を優先的にチェックしたいというときには、Watson & Holmesも活用しています。
深田様:Watson & Holmesは本当に便利ですよね。私はWatson & Holmesの要約機能を、社内からの質問事項に対する回答の下書きとしても使いはじめています。まだ試みの段階ではありますが、ちょっと念入りに質問文を作成すれば、かなり綺麗な回答を出力してくれる印象です。
住谷様:私はとにかく通常のキーワード検索機能を使い倒しています。ログイン状態を常に維持しておいて、何かわからないことがあったらGoogleを開くような感覚で、まずはLegalscapeで検索してみる。それが当たり前の習慣として定着しつつあります。

——Legalscapeの導入によって、業務にどのような変化がありましたか?
神子様:トライアルの際に実施したアンケート調査では、あくまで体感ベースではありますが、1ヶ月に平均で3~4時間の業務削減効果があるということがわかりました。メンバーによってバラつきはありますが、総じてリサーチを任されることの多い若手社員の業務が効率化していたようです。
青山様:たしかにリサーチ業務はすごく楽になりました。特に紙の書籍だと、「これは以前にも調べたことがあるぞ」と気づいても、そのページに再び辿り着くまでに結構な手間がかかっていました。会社の書籍だと気軽に付箋を貼ったりもできないですし……。けれどLegalscapeなら、検索履歴やPDFの保存履歴が残るので、インプットした知識の一部だけでも覚えていれば、それを手がかりに必要な情報に再びアクセスできる。それがすごく助かっています。
渡久地様:単純に調べ物にかかる時間は短くなりましたよね。必要な文献にすぐにアクセスできるようになったし、コピーペーストで簡単に情報も共有できる。紙の書籍に比べると、印刷の手間もほとんどかかりません。トータルでの削減効果は大きいと思います。

住谷様:リモート環境で働くメンバーと、チームで仕事を進めるときにも、すごく効いてくるツールだと思います。同じオフィスで働いているのであれば、紙の書籍を開きながらあれこれ相談したりできますよね。リモートワークだと、それができないことにもどかしさを感じていました。けれどLegalscapeがあれば、たとえば上司や先輩に何かを提案するときにも、根拠となった文献をURLリンクですぐに共有できるし、同じ画面を見ながら通話で議論もできます。
深田様:時間の短縮はもちろん、リサーチの精度も上がったと思います。特に法務の経験が浅い人は、重要な文献をうっかり見落としてしまいがちです。私自身、かつては上司から「あの本は読んだの?」と指摘されることがありました。けれど関連性の高い順に書籍を提示してくれるWatson & Holmesを使えば、そういった抜け漏れは大幅に減らせます。個人の経験値に左右されず、質の高いリサーチができるようになっている印象です。
——これからLegalscapeの導入を検討している企業に、メッセージをお願いいたします。
渡久地様:国内の文献を用いてリーガルリサーチをすることが多い企業であれば、間違いなく導入すべきツールだと思います。
青山様:私のように法務の経験が浅い若手の方に、特におすすめしたいですね。横断的な知識が求められる案件でも、ひとまずLegalscapeで検索をかければ、どんな文献を参照すべきなのか“あたり”をつけられる。とても心強いツールだと思います。
住谷様:上司や先輩に、提案の根拠となった文献をすぐに示せるのもありがたいですよね。Googleの検索結果をもとに先輩に報告をして怒られた、という笑い話のような失敗談を聞いたことがあるのですが、Legalscapeがあればそういうレベルの若手社員でも、一定のリサーチができるようになるはずです。
深田様:一方で、Legalscapeの力を最大限に引き出すためには、課長以上のメンバーが機能や使い方をしっかり把握しておくことも重要だと思います。せっかく若手がURLを送ってくれているのに、上司が紙にこだわっていたら片手落ちです。Legalscapeを“共通言語”とすることが、部署全体の底上げにつながっていくと感じています。


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