
代表弁護士 橋本 道成先生
福岡を拠点に、M&AやIPO支援、労務対応など、企業法務全般を幅広く手がける如水法律事務所。監査法人・税理士法人・社労士法人と一体となったグループ体制で、地域経済の健全な発展のため、企業に寄り添う実務直結型の支援を強みとされています。
Legalscape(リーガルスケープ)導入の背景から地域密着ならではの活用方法、今後の展望まで詳しく伺いました。
弁護士法人如水法律事務所
業種
法律事務所
法務人数
2~5人
従業員数
1~20人
この記事のポイント
充実した収録書籍と信頼性の高いAI検索が導入の決め手
PCひとつで、訪問先でも迅速な対応が可能に
地域密着・小規模な事務所こそAI活用にメリット
― 貴所の強みや注力されている分野について教えてください。
弊所の強みは、法律事務所での経験に加え、出向による証券会社の公開引受部(IPO支援部門)及び総合商社の株主総会担当部署での「事業会社側」としての実務経験です。出向経験で学んだ“現場感覚”を武器に、企業のフェーズごとに寄り添うことを大事にしています。
この経験により、法的な論点だけでなく、株主総会の円滑な運営ノウハウや、M&A・IPOにおける実務上の機微を踏まえた、一歩踏み込んだ戦略的アドバイスを提供することが可能です。
経営の根幹に関わる企業法務から、日々の事業活動に欠かせない契約業務まで、クライアントのビジネスを法務面から力強くサポートすることが可能です。

― 以前は大阪四大の一角である北浜法律事務所にいらっしゃったとのことですが、福岡で事務所を立ち上げたきっかけを教えていただけますか。
私はもともと福岡出身ですし、北浜法律事務所の福岡拠点に在籍していたため、九州という地域に深くゆかりがありました。
また、スタートアップのIPO支援は、どうしても地道な部分も多く、大手事務所では踏み込みにくい側面があります。企業を下支えする部分も含めて、より近くで顧客を支援できる環境をつくりたいと考えて独立しました。
如水グループでは、監査法人、税理士法人や社労士法人と連携し、グループでのワンストップ対応ができる体制を整えています。M&A等においても、法務だけでなく税務・労務といった領域にまたがる相談も多いため、この体制は非常に機能しています。
― AIツール導入のきっかけを教えてください。
実は、私はAIによる契約書チェック機能が黎明期だった時代からリーガルテックを活用していました。初めてAIによる契約書チェックの精度を見たとき、「ここまで実用的なのか」と衝撃を受けたのを覚えています。企業側でこのようなサービスが普及していくことを考えると、小規模な法律事務所こそ、こういったツールを早く取り入れるべきだと感じました。
AIに対しては抵抗感もなく、むしろこれからの業務には不可欠だと思っていました。
― 早くからAIツールを導入されていたのですね。Legalscapeを導入頂いた理由は何だったのでしょうか。
企業法務の領域を幅広く支援しており、M&A等も取り扱っているため、会社法や金商法の対応が必要になることが頻繁にあります。その点で企業法務に強い商事法務をはじめ、実務で活用する多くの書籍が収録されているLegalscapeはとても魅力的でした。
またAI検索のWatson & Holmes(ワトソン&ホームズ)についても、質問に対する回答の出典を明示してくれて、その文献をワンクリックですぐに確認できる安心感がありました。

― 導入後、業務の変化はありましたか?
調査業務が格段に速くかつ楽になりました。どの書籍に何が書いてあるか分からないところから必要な情報を探すのは時間がかかります。新しい分野ではそもそもどの本を買えば良いかも悩ましいですし、それらしい目次だと思ってオンラインで購入しても、届くのは最短でも翌日になってしまいます。また精度の面でも、Legalscapeならその場でキーワードやAIから文献を横断的に検索し、複数の書籍を一度に参照できるので、より確かな調査、判断ができるようになっています。
― 特に活用している機能はありますか?
AI検索のWatson & Holmesをよく使っています。新しいトップページになってからは、すぐにAIに質問できるようになり、より直感的に使えるようになりました。
基本的にはAIに聞いてそこから出てきた書籍を確認することが多いですが、金商法の細かい確認においてはコンメンタールを直接検索するなど、場面によって使い分けています。
― 紙の書籍とAIツールの使い分けについて教えてください。
今では調査の多くをLegalscapeで行っているので、紙の本を買うことはかなり減りました。ただ、親しみのある書籍や、全体感を掴みたいときには紙の本を使うこともあります。
また、オフィスの移転に伴い書籍スペースを縮小する必要に迫られたのですが、Legalscapeの活用により、無駄なく必要な情報にアクセスするスタイルに変わってきました。
― AIに質問する際に意識されていることはありますか?
詳しく書けば書くほど、AIの回答精度が上がると感じています。「メリット・デメリットは何か」「クライアントにアドバイスをするなら?」といった聞き方をすることもあります。抽象的に投げるのではなく、具体的に項目をあげて聞く意識を持つようにしています。
― 福岡ならではの業務環境の中で、Legalscapeがどのように活きていますか?
東京や大阪とは違い、特定分野に特化するよりも、広く様々な案件に対応する必要があります。
また、地方の顧問先からは「先生、ちょっと会社まで来て」と呼ばれることもしばしばあります。そのような場で突然質問をされても、手元にはPCしかありません。
しかし、たとえば突然、建設業法や金商法の論点を聞かれても、LegalscapeがあればノートPC一台で即リサーチできます。紙の本がなくてもPCがあればその場で調べて答えられる。根拠の文献もすぐに示せる──そんな場面でAIに助けられています。
こうしたテクノロジーの活用を、事務所のセールスポイントのひとつにしています。
― グループ連携の中でもAIの役割があると感じますか?
ありますね。グループならではのワンストップでの事業承継や税務も関係するような案件も多いので、税務・労務に関わるちょっとした質問などもよく頂きます。
おおよその内容は分かるが、普段触れない分野なので確信がもてないような事項についてもぱっと確認をすることができますし、グループの税理士や社労士とも同じ空間で仕事をしていますので、ちょっとした相談などを手元のLegalscapeで確認しながら会話できるため、連携がスムーズに進められています。
― Legalscapeへの今後の期待を教えてください。
精度面では使い始めの頃より更にアップデートが進んでいて、満足度は高いですし、同時に進化も実感しています。
もしできることが増えるなら、たとえばM&Aに関する報告書のドラフトの作成に活用できるなど、今後はリサーチの前後、つまり法務を取り巻く業務全体を支えるツールとして進化していくことを期待しています。

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